頑駄無大光帝

   結晶鳳凰  

闇の結晶鳳凰


がんだむくりすたる【頑駄無結晶】

 

宇宙の善なるエネルギーが結晶化した正義のシンボル。
宇宙悪のシンボルである黒魔神との戦いのため初代頑駄無大将軍に授けられて以来、代々頑駄無軍団の家宝とも言うべきものとして、「大将軍」と呼ばれるものに受け継がれてきた「光の石」。
光をエネルギーに変え、大将軍の力の源となる。
二代目大将軍と闇皇帝の戦いで両者が爆散した際に結晶は五つの光の玉となるが、再び一つになったことで更に強力に再生され、三代目大将軍が受け継いだ。
三代目の死後結晶を受け継いだ四代目大将軍は、時空を超えて四人の大将軍を結集させた事で四つの結晶の力を一つにし、黒魔神闇皇帝を倒した。
泰平の世が長く続いた時代には世界に新しい未来をもたらすための試練として頑駄無大光帝と闇大帝頑駄無の二つに分かれ、地上最強の戦いで両者が消滅した太陽の中で再び一つとなる。
新世大将軍が所持している頃にも砕け散り閃光結晶となるが、再び一つに集まった事で飛駆鳥大将軍に受け継がれた。
結晶鳳凰はこの結晶の化身にして守護者。


がんだむだいこうてい【頑駄無大光帝】

地上最強編

頑駄無結晶が二つに分かれた存在の一つ。
黒守暴穏島に石像として封印されていた光の化身。
影舞乱夢、天宮、赤流火穏の三国に光の三人衆を遣わし、和魂を託すべき者たちを探させていた。
各国で悪を倒した九人の勇者が黒守暴穏島に集結し、光の三人衆に託された三つの和魂を一つにした事で封印から復活する。
同じく闇の三人衆が集めた三つの争魂によって闇大帝頑駄無も復活し、地上最強の戦いと呼ばれる戦いを繰り広げる。
戦いの末に闇大帝を道連れに太陽に突入したことで共に消滅し、試練を戦い抜いた地上の勇者たちに世界の未来を託した。


だいこうていふういんじょうたい【大光帝封印状態】

地上最強編

頑駄無大光帝が黒守暴穏島に石像として封印されていた形態。
和魂を額に装着すると封印が解ける。


しゃいにんぐばーど【光帝鳳】

地上最強編

頑駄無大光帝が闇大帝頑駄無との対決で危機に陥ったとき、彼の正義の心が奇跡を呼び、天空からの不思議な力によって三つの合体アイテムと融合した姿。
この姿で闇大帝(闇帝鳳)と共に太陽へと消えた。


すぴりっとせったー【スピリットセッター】

地上最強編

頑駄無大光帝の額にある円形の部分。
ここに三つの和魂を装着すると、大光帝は復活する。
闇大帝頑駄無にも争魂を装着する同様のものが存在する。


ついんすぱーくすぴりっと【双輝光魂】

地上最強編

頑駄無大光帝の胸にある部分。
復活形態になると、突き出る。


すぱーくあーまー【輝光の鎧】

地上最強編

頑駄無大光帝の鎧。


すぱーくほーん【輝光角】

地上最強編

頑駄無大光帝の角。


すぱーくすとーん【輝光石】

地上最強編

頑駄無大光帝の角に埋め込まれた四つの宝玉。


すぱーくますく【輝光面】

地上最強編

頑駄無大光帝の封印状態時に顔を覆っている面。
復活と同時に開く。


すぱーくあい【輝光眼】

地上最強編

頑駄無大光帝の眼。


すぱーくくろー【輝光爪】

地上最強編

光帝鳳の爪。


すぱーくばいんだー【輝光尾翼】

地上最強編

頑駄無大光帝の両腰から後方に広がった翼。


おーきすういんぐ【大輝主翼】

地上最強編

光帝鳳の翼。


おーきすすとーん【大輝主石】

地上最強編

大輝主翼に埋め込まれた宝玉。


おーきすすまっしゃー【大輝主撃砲】

地上最強編

頑駄無大光帝が背中に装備する二門の大砲。


りんこうけん【燐光剣】

地上最強編

頑駄無大光帝の剣。
右手を天にかざすと現れる。


はこうせき【覇光石】

地上最強編

頑駄無大光帝の燐光剣の柄に埋め込まれた石。


きこうめつえいだん【輝煌滅影断】

地上最強編

頑駄無大光帝の必殺技。
燐光剣で敵をなぎ払う。


あーがま【天龍馬】

地上最強編

影舞乱夢の国の三人の勇者、白龍頑駄無と青龍頑駄無と赤龍頑駄無の力の結晶。
黄虎璽との決戦のさ中、白、蒼、紅の三頭の龍馬が白龍らの“正義の心”に反応して一つとなり生まれた合体龍馬。
翔破天誅弾で黄虎璽を倒し、白龍ら三人を黒守暴穏島へと導いた。
黒守暴穏島では闇大帝頑駄無と戦う頑駄無大光帝が騎乗し、戦いの後は「帰った」。


ぐれーとばすたーきゃのん【最強破壊砲】

地上最強編

天宮の国の三人の勇者、武者衛府弓銃壱と武者激闘頑駄無と武者全武装頑駄無の力の結晶。
大蛇飛駆賽虫との闘いのさ中、弓銃壱の光乱散破天と光の楯、激闘の光砲、全武装の光砲が合体し誕生した銃。
結界弾で大蛇飛駆塞虫を倒した。
頑駄無大光帝が使いこなすことができる神器の一つであり、地上最強の戦いの後は分離して元の持ち主に帰ったようである。


こうきのたて【光輝の楯】

地上最強編

赤流火穏の国の三人の勇者、阿修羅頑駄無と仁王頑駄無と不知火頑駄無の力の結晶。
阿修羅の神火の楯、仁王の飛鳥の楯、不知火の翔破の楯が和魂に反応して合体した楯。
地獄牙兄弟を倒した阿修羅たち三人を乗せて黒守暴穏島に運んだあと、頑駄無大光帝の楯となった。
地上最強の戦いの後はあるべき所に帰ったようである。


やみたいていがんだむ【闇大帝頑駄無】

地上最強編

黒守暴穏島に石像として封印されていた、闇の化身。
頑駄無結晶が二つに分かれた姿のうちの一つ。
各地に手先を作って世界を暗黒に包もうと企み、そのため闇の三人衆を影舞乱夢、天宮、赤流火穏に差し向け争魂を集めさせていた。
各国での戦いは闇の三人衆側が全て敗北してしまったが、三つの争魂を集めてきた三人衆の手で復活し、ほぼ同時に光の三人衆や三国から集まった勇者たちの手で復活した頑駄無大光帝と戦いを繰り広げる。
戦いの果てに大光帝により太陽への突入の道連れにされ、消滅させられた。


やみたいていふういんじょうたい【闇大帝封印状態】

地上最強編

闇大帝頑駄無が黒守暴穏島に石像として封印されていたときの状態。
三つの争魂を額に埋め込むと復活する。


だーくねすばーど【闇帝鳳】

地上最強編

闇大帝頑駄無が変身した飛行形態。


じゃえいけん【邪影剣】

地上最強編

闇大帝頑駄無の剣。


どごすぎあ【怒超鬼悪】

地上最強編

頑駄無闇大帝の駆る龍馬。
天龍馬と同じく三体の龍馬が合体しているようにも見える。


えびるぶれいくきゃのん【邪悪決壊砲】

地上最強編

闇大帝頑駄無の扱う大砲。
最強破壊砲と同じく三つの砲が合体しているようにも見える。


くらやみのたて【暗闇の楯】

地上最強編

闇大帝頑駄無の楯。
光輝の楯と似た形をしている。


くりすたるふぇにっくす【結晶鳳凰】

 

(画像はページ最上部)
宇宙の善なるエネルギーが結晶化した「頑駄無結晶」の真の姿にして、結晶の守護者。
地上の者を正しく未来に導く使命を持ち、この鳳凰が選んだ者が新たなる大将軍となる。

天宮の国内を大蛇飛駆賽虫が襲っている頃、山頂で修行していた轟天頑駄無の夢枕に立つ。その中で轟天に、大蛇飛駆賽虫に破壊された八つの都市を復興する事と、近い将来訪れる巨大な恐怖に備え、三烈神の鎧を三人の若者に与える事を命じ、同時に三烈神の鎧を轟天に授ける。

地上最強の戦いで頑駄無大光帝と闇大帝頑駄無が消滅した際に、それまで二つに分かれていた頑駄無結晶が再び一つになった事で、更に強力に自分の意志を持った真の姿を現したが、その一年後には悪無覇域夢山の山頂で「鳳凰の岩」として眠っていた。
轟天から三烈神の鎧を授かった烈光頑駄無たちが悪無覇域夢山に辿り着いた時、武者頑星刃が光凰の弓と昇竜の矢で鳳凰の岩を射抜いたことによって実体をあらわす。そして大将軍にふさわしい者を選ぶため、あえて心力の低い頑駄無真駆参を一時的に大将軍に変化させることで、心・技・体が揃った者でなければ大将軍の真の力は発揮できないことを悟らせる。
改めて烈光を新世大将軍として選ぶと、心凰、技凰、体凰の三体となって鎧に宿り、闇帝王との決戦のため破悪民我夢へと導いた。

新世大将軍が闇帝王を倒してから十数年後、魔殺駆が再び天宮に魔手を伸ばした際には、自ら頑駄無結晶を砕け散らせ、閃光結晶として七人の超将軍に与える。
そして超将軍が集結した悪無覇域夢山の戦いで、その身に宿る光の力を覚醒させた武者飛駆鳥を、機動武者大鋼の物も含む八つの結晶の力で飛駆鳥大将軍へと転身させる。その際に自らはその守護獣でもある迦楼羅鳳凰へと転身する。

しかしその十数年後、飛駆鳥が魔星によって石化の術をかけられ、飛駆鳥自身は助かったものの彼の鎧でもある鳳凰は石の像となってしまうが、飛駆鳥の弟である武者號斗丸が魔星を倒したことで復活した。

その後、飛駆鳥の息子で死亡した(と思われていた)弟の分も含めて二人分の愛情を受けた武威凰を守護する光鳳と輝鳳の2体となり、彼が大将軍になると対翼鳳凰として再び一つになる。
金メッキされたキットは「伝説の大将軍編 導きの巻」および「武者多威無掘駆主・弐」に付属(写真左は武者多威無掘駆主版)。


だーくくりすたるふぇにっくす【闇結晶鳳凰】

七人の超将軍編ほか

(画像はページ最上部)
詳しいことは不明だが、結晶鳳凰と対極、あるいは表裏一体にある存在。
魔殺駆の黒鋼の鳳角は、これを象っている。
写真右は「伝説の大将軍編 導きの巻」セットに含まれる「闇の結晶鳳凰」。
「暗黒結晶鳳凰」とも呼ばれ、闇大帝の力を宿す事も示唆されている。