飛行形態、フライトモード。
背中の銀色の部分を押すと、
スプリングでパカッと翼が開きます。
すると何とスラスターノズル部分が銀メッキです。
こんな細かい部分まで、わざわざ別パーツにしてメッキ。
高級感に対する手抜かりがありません。
羽の外側についてるのは、「BF」のマーク。
惜しむらくはツノ部分。
根元に可動軸のような丸い部分が見えますが、
実際には無可動で、水平にしか向きません。
劇中ではもうちょっとツノが上向いてるように思うので・・・
しかしこのカブトムシの意匠を直線的なメカとして
表現した所に今作のデザインの魅力を感じます。
バトルフォーメーション。
後部裏面の2本のレバーを両側からつまむようにすると
タイヤが図の位置に変わり車体が浮き上がる、
メタルヒーロー戦車ではおなじみのポップアップギミック。
後ろ側が浮き上がっただけでバトルフォーメーション?
と思うかもしれませんが、ツノで地面をガリガリ削りながら
敵に突進していく姿がカッコいいのですよ。
ただしロックがけして強固でなく、
ちょっと触っただけでポップアップしてしまうのが難点。
パッケージにはこの状態で収まっています。
「ホーンスラスター!!」
車軸はそれぞれ独立して動くので、調節すればこのように
ホーンスラスターで敵を投げ飛ばした時のような
ツノが上を向いた感じにすることも出来ます。
ビーファイタークワガーが搭乗するクワガタンク。
こちらもキャタピラがゴム製。
角がメッキでないのが分かるかと思いますが、
少しでも尖っている部分はすべてPVC製です。
タイヤの前の機銃なんかもそう。
安全性、あるいは破損を気にしてのことでしょうが。
ツノ(いや、アゴか)はやはり可動もありません。
バトルフォーメーション。
車体後部のスイッチを押すとこの状態に変形します。
結構印象が変わる変形のように思いますが、
スイッチを押せば勝手に変形してくれるのが面白いです。
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「シュートシザース!!」
って意外とストロークが短いね・・・
豪快に飛んでいってなくすほうがショックだけどさ。
こちらもスプリングでこの位置まで飛び出します。
ビーファイターテントウが搭乗するステルスジャイロ。
ウイングが大ぶりで、3体の中では大きさを感じます。
こちらもランディングギアなどが金属製になっています。
トムキャットよろしくウイングを折り畳める謎のギミックつき。
このようなギミックは劇中にありませんが、
少しでも何か持たせようという計らいでしょう。
発進時の形態、ジョイントフォーメーション。
劇中と同じように、ツメで引っ掛けるようにホールドします。
もちろんこのまま手に持って空中でジョイントをはずせば、
劇中のように「ディスコネクト!」することもできるぞ。
ボトボトッと落っこちるだけだけど。
各マシン単体では小さめでも、
この状態では十分ボリューム感があります。
総評として、劇中のギミックを余すところなく再現し、
ネオビートマシンの造形的魅力を十二分に楽しめる商品です。
おまけ
カブトロンの全長は7.8m、クワガタンクの全長は8.0m。
矛盾。
ステルスジャイロの全幅は10m、クワガタンクの全長は8.0m。
超矛盾。