カブトアイテムセット
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当時価格 |
2980円 |
全長 |
10cm (コマンドボイサー) 22cm (インプットカードガン) |
ギミック
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ツノ可動 カード装填 ライト&サウンド
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造形 |
★★★★☆
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彩色 |
★★★☆☆ |
プレイバリュー |
★★★☆☆ |
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コマンドボイサーとインプットカードガンのセット商品。
カード入力システムの同アイテムがどちらも
3300円なのに対して、それら単体とほぼ同じ値段で
両方入っているという、廉価版商品。
パッケージデザインのフォーマットがカード入力システムや
プラデラロードカブト等と同じになっている所が、
その他の廉価版とは一線を画します。
サイズはどちらもカード入力システムより少し小さめ。
カラーリングも随分と異なり、クリアオレンジの
成型色が使われています。
コマンドボイサーは角を起こしてカブト,クワガー,テントウの
いずれかの形態にする事ができますが、
スプリングギミックは一切なく手動で角を引き起こすだけ。
紙製のカードが3枚付いており、
コマンドボイサーに挿入する事ができますが、
前作のビーコマンダーのビーファイターフィギュアと違って
コマンドボイサーはインプットカードを入れるものなので、
ヒーローの写真が印刷されたカードを入れてもねぇ・・・。
カードの写真は右手の部分が、
コマンドボイサーを持った状態とインプットカードガンを
持った状態を互い違いに重ね合わせたモンタージュと
なっており、アイテムに挿入すると格子状のパーツで
一部が隠されてそれぞれ別の写真が見える・・・という
ギミックになっていますが、正直何だかよく見えない上に、
クリアオレンジのカバーが被さるのでクワガー等も
カブトのような色になってしまっています。
せっかくクリアパーツを使うんなら
写真はあえて赤と黄色の色を抜く加工をする事で
クリアパーツ越しに見ると本来の色に見えるとかでも
面白かったかなぁとか(流石に偏光板とかは無理にしても)、
逆に写真の一部の色がクリアパーツの色と同化して
隠れる事で写真に隠された別の部分が見えてくる・・・
とか、昔のトランスフォーマーのパッケージのスペック表に
あったようなギミックを思い出してしまいました。
インプットカードガンにはマガジンにカードを
複数枚入れることが出来ます。
カードのホルダーに柔軟性があるようで、
1枚だけ入れた状態でも3枚入れた状態でも
しっかりカードが押さえられ、落ちることはありません。
さすがに3枚入れるとかかる圧力が強くなって
カードに傷がつきやすくなるという欠点はありますが、
このギミックのおかげもあってこの商品は
複数枚入った銃前部からカード自体を1枚取り出して
そのまま銃後部に入れるという、カード入力システムでは
できない劇中通りのシークエンスが再現できます。
もちろんというか何というか、カードの挿入は
ライト&サウンドギミックとは何の関係もなく、
この商品で電池を使ったギミックはトリガーを引くと
銃口が赤く発光して「ピロロロロロロ」と
ビームというよりはアラームのような音が鳴るだけです。
この2年前のブルースワットは廉価版の
ライト&サウンドディクテイターも
結構リアルな銃撃音が鳴ってたんですけどねぇ・・・。
値段を抑えているだけあってそれぞれのギミックは
シンプルなものですが、ギミックの手数が少ないという意味では
テレビとかを見ながら片手間に遊ぶ分にはこちらの方が
操作がゴチャゴチャしていなくて意外と遊びやすかったかもしれません。
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