DX超合金 GD-01

大甲神カブテリオス

当時価格

4500円

全長

22.5cm

ギミック

変形

造形

★★★★☆

彩色

★★★★★

可動

★★★☆☆

プレイバリュー

★★★★☆


「ビーファイターカブト」後半の主戦力、カブテリオス。
メタルヒーローではグランドバース、バビロス、ダイレオン、
グランナスカ、磁雷神くらいしか例がない、巨大ロボでもある。

この商品がGD-01で、1980年代後半から長年休止していた
超合金の型式番号制を復活させた。
(GD-02の両津勘吉がこち亀本編で紹介された際に
この商品も一緒に紹介された事もありました)
その後、戦隊ロボ、装着変身、ウルトラ超合金と
数々の伝説を残してきたGDシリーズも現在では終了し、
DXアクエリオンがGE-01である。
この直後に超合金魂シリーズがスタートするなど、
90年代後半からの超合金ブームの火付け役となった商品(?)。
現在でも結構見かける所では見かける(東京であればね)
のですが、「剣欠」のものが多く、
完全なものを見つけるのには苦労しました。



ビッグビートルモード。
この姿をビッグビートルと呼ぶのは何気に
この玩具にしかない、珍しい記述のような・・・
合金部分はこのカブトムシ形態の
ボディ(角と足除いた部分)の外装部分、といったところ。

実物よりやや細身ですが、雰囲気は出ています。
銀メッキはあっても金メッキがないというのが少々意外ですが、
黒の塗装面がつるっとしているので、全体に光沢があります。
写真ではまっったく写せていませんが、
全身の金色のシールも全てホイルシールです。
 

リアルな裏面。

気持ちの悪い腹と足のディティールが、
虫らしさを演出しています。
(などと言っては虫に失礼ですが・・・・)

確かに存在としては「ロボット」ではなく、
ガオレンジャーでいう所のパワーアニマルみたいな
全長300mの巨大な虫ですからね。

足は一本一本可動します。
(しなくていい・・・)



こんな所にも細かいディティールが。
変形時に背中をいったん開けた、蓋の裏の部分ですが、
DG細胞・・・じゃない!
蜂の巣のようなモールドが施されています。

良し悪しはともかく、
虫としてのリアルさが追求されているのが分かります。



軽やかに


爽やかに
 


ビルドモード。
パッケージにはこの状態で収まっています。
お腹が臨月のように丸いのは置いときましょう(笑)。
ビートル時の角を二つに割って腕にしてるあたりが
ちょっと無理やりな気もしますが、
虫から変形してるにしてはいいプロポーションです。

巨大ロボ玩具とは言っても、
実際にはそれほど大きくありません。
身長は22cm以上と書いてますが、
実際は角でかなり稼いでます。
 


大甲剣が付属。
可動は腕が動く程度、それも変形用のヒンジで
動かせるといった程度ですが、
巨大ロボにおいてはむしろこのくらいが普通です。

また、インセクトメダルも全種ランナーパーツで付属しており、
別売りのアストラルセイバーに装着することができます。

商品としてのギミックはそのくらいで、
パッケージにビーファイターカブトが載ってる割には、
搭乗ギミックなどもありません。
ビーファイターカブトのミニフィギュアくらいは
つけてくれても良かったですね。

ネオビートマシンに比べればギミックの少ない商品で、
事実ネオビートマシンより安いのですが、
細かい部分でのクオリティの高さは、
DX超合金ブランドとしてさすがなものを感じます。
超合金魂で出ないかなぁ・・・・・