ビートルベース

当時価格

300円

全高

11cm

ギミック

ハッチ開閉
発光
エレベーター昇降
マシン合体

造形

★★★★☆

彩色

★★★☆☆

プレイバリュー

★★★★☆


ラムネ入りプラ組み立て。
全3種。
今だと300円じゃちょっと無理そうな内容です。



ビートルベースをA、B、Cに3分割してラインナップ。
Aにステルスジャイロ、Bにクワガタンク、
Cにカブトロンがそれぞれ付属します。
この写真のB、C格納庫の奥側の壁面に
レンズのようなものが見えるかと思いますが、
これが付属のLEDユニット。
後ろのボタンを押すと発光します。


3つを合体させてビートルベース完成。
300円するだけあって、素組みでも中々の出来ばえ。

四隅だけでなく中央部にも足(ショックアブソーバー)が
あるのが実物と違う所。
この構造だとBからCへ行き来するには
Aを経由しないといけないんですかね・・・
Aの文字のすぐ上に四角い窓がありますが、
この奥にもLEDを組み込みます。
300円なのにLED用のボタン電池まで
初めから入っているのには感心します。
とっくに切れてたんですけどね。


ハッチOPEN。
中には劇中通りにネオビートマシンを格納できます。
ネオビートマシンにはシールも何もついてませんが、
造形は細かいです。
ビームキャノンの部分を(劇中と比べてデカ過ぎになってでも)
しっかりと造形することで、マシン単体でも遊びやすく
しようという配慮を感じます。
基地玩具として重要な「中身」の充実感は十分。

しかし、ハッチの変形を完全には再現していないせいで、


指令室内が大惨事です。
設定上本当にこうなる基地も結構ありますけどね。
箱写真でもこの点を気にしているのか、
OPEN状態の写真は司令塔を外していますが。


ギャバン隊長、ちょっと押さえててください。
劇中でたまにやる「基地内で合体して発進」
の流れを再現できます。
横側にはみ出しているつまみを持って、
マシンを載せている台座を持ち上げ、
一番上まで持ち上げると
ちょうどステルスジャイロのピンが
マシンの穴にはまる位置にきます。


といっても自動ではまるわけではないので、
合体位置まで来たら自分ではめてやります。
あとはステルスジャイロを持ち上げれば発進完了。


Get Ready Go!!
ネオビートォマシ〜ンという
独特な英語発音の挿入歌でおなじみの、
分離状態での発進シーンのポーズも取れます。
マシンに転がし走行機能などは何もないので、
そういうポーズで「飾れる」だけですが。

しかし、さすがに1色成型のため
ステルスジャイロ辺り真っ黒い何かにしか見えません。
これとは別のネオビートマシンの食玩(彩色済みフィギュア)
と絡めて遊べるらしいのですが、未入手・・・。


仕方ないので、ポケットヒーローでも入れておきましょうか。


これもちゃんと合体できます。
今回塗装していないのは、
小さすぎて無理これで代用できるからです。

発進ギミック以外に発光ギミックも搭載しているのは
いいのですがその二つが絡んでおらず、
正直何のために光るんだろうという印象はあります。
ハッチがスイッチになって開けると発光、
とかだったら面白かったかもしれません。
質より量的なプレイバリューの盛り込み方は
食玩ならではですが、ビートルベースの立体物としては
しっかり出来ており、十分満足できます。